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東京・新宿をはじめ、池袋、渋谷、新橋などのターミナル駅を中心に展開する『やきとりセンター』は、㈱コロワイドMDの主力ブランドとして、現在勢力的に出店数を伸ばしている。同社では㈱impact・eの新商品「リベルタオーダー」をいち早く導入。㈱コロワイドMD ストアカンパニー 新規事業部事業部長 荒木憲司氏に具体的な効果についてうかがった。
『やきとりセンター』は、関東圏で現在27店を展開する、㈱コロワイドMDの基幹ブランドです。まずは認知度拡大のため繁華街やターミナル駅を中心に、現在出店を加速させてます。
商品の主力である焼鳥は、岩手大地鶏をメインに使用し、各店で串打ちしますが、一部はトライアルでセントラルキッチンでの製造も行なっています。また、人気商品である鶏ベースのラーメン2品のスープも、ガラやモミジ、ボンジリなどを使い店内で作ります。こうした仕込みの徹底による商品品質の向上や、焼鳥2本280円〜、一品料理50〜580円の低価格を売りに、会社員を中心に支持されてきました。
メニューは約70品で構成し、オペレーション軽減を図るため、炒め物をなくしています。スタッフはホールと調理を兼任できる人が多く、忙しいときは互いに助け合うことで、お客さまをお待たせしないように心掛けていますね。
来店客数120%増を記録
一方で、焼鳥の焼き上がりには1本5分〜7分半を要し、焼鳥にオーダーが集中すると、それ以上の提供時間がかかってしまう。そうなると、お客さまにストレスを与えてしまう他、店内が忙しいと「呼んでいるのにスタッフが来ない」などのチャンスロスの発生など、さまざまな問題が浮き彫りになっていました。
そこで、2016年3月末より当ブランドの標準店である池袋サンシャイン通り店で、「リベルタオーダー」を試験的に導入しました。導入前後でお客さまアンケートを取った結果、「待ち時間が短縮された」との回答を得られ、大きな効果を発揮したのです。
2015年10月に東京・新橋でオープンした新橋西口通り店でも、3月より導入しました。ここでは、85坪138席の大箱店での効果も期待。またお客さまの人数に合わせてテーブルを可動できる2名テーブルがメインのため、電源を必要とせずコンパクトな「リベルタオーダー」は、当ブランドに最適なセルフオーダーシステムでしたね。
導入前は、突発的な集客にスタッフが対応しきれず、お客さま満足度を下げてしまうこともありました。しかし、導入後は「リベルタオーダー」がスタッフ1人分の役割を果たしてくれたため、以前と変わらぬスタッフ人員で、お客さま満足度を下げることなく運営ができるようになりました。これにより、導入後の来客数は120%増を記録しましたね。
今、人材不足が外食最大の問題でしょう。また、当業態のアルバイトの出勤率は、週2・5日まで落ち込んでいます。人が集まらず、出勤日も少ない。こうした課題をクリアにするのが「リベルタオーダー」でした。
例えば、池袋サンシャイン通り店では「リベルタオーダー」導入により、スタッフを8人から7人に減らすことができました。結果、採用人数も減らすことができ、採用コストの削減にもつながるなど、大きな波及効果もありました。
また「リベルタオーダー」は導入時の電源工事が不要なため、既存店でも簡単に導入が可能。既存店と新店の両方で今後も導入店を増やしていけたらと考えています。
※ 掲載情報は取材時の情報です。
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